ツール比較・レビューCopilot 公開 2026年9月23日

Copilot Notebooksが刷新、OneNote連携と資料の自動提案に対応

関連: Microsoft Copilot ・ OneNote ・ Copilot Notebooks ・ Work IQ

✔ 事実確認済み(2026-09-23):記事中の事実 13 件を出典の本文と照合しています。

Microsoftは、月次アップデート「What’s New in Microsoft Copilot」の2026年8月版を公開しました。Copilot Notebooks(会話や参考資料、成果物をひとつにまとめて管理するCopilotの機能)の新機能も、このアップデートで発表されています。この記事は、Microsoft 365でCopilotを使っている方や、Copilotの活用方法を検討している方に向けた記事です。OneNoteとの連携、資料作成の自動提案、スマートフォンでの入力方法など、公式情報から確認できた変更点をまとめます。

Copilot Notebooksとは何か、今回何が変わったか

Copilot Notebooksは、Copilotとのやり取りや参考資料、そこから作った成果物を、ひとつのノートにまとめて管理できる機能です。公式ブログでは、2026年8月に、次の2つの使い方を連携させる更新が発表されました。

  • Copilotアプリでの軽量な体験: すぐにCopilotとチャットし、参照資料を探し、成果物を作れます。
  • OneNoteでのワークスペース体験: より踏み込んだプロジェクト作業、成果物作成の拡張、チームでの共同作業に向いています。

これまで別々だった2つの体験が、ひとつのノートブックとしてつながる点が、今回の変更点です(実際のロールアウト時期は次の見出しで説明します)。

OneNoteと同期し、アプリを行き来しても作業を続けられる

公式ブログでは、ノートブックはCopilotアプリとOneNoteの間で同期されると説明されています。そのため、どちらのアプリで作業を始めても、途中でもう一方に移っても、それまでの内容や文脈を失わずに続けられます。

Copilotアプリの画面では、「Open in OneNote」を選ぶと、そのままOneNoteに移動できます。手早くメモを取ったり資料を探したりする作業はCopilotアプリで、腰を据えたプロジェクト作業や、チームメンバーとの共同編集はOneNoteで、という使い分けがしやすくなりました。この機能は2026年8月の公式ブログで発表されました。ただしMicrosoftのメッセージセンター通知(2026年9月14日更新)によると、世界的な一般提供のロールアウトは2026年9月下旬開始・2026年10月上旬完了の予定です。当初予定の2026年8月下旬から延期されました。

ノートの内容に合わせて資料作成を提案

Copilot Notebooksには、資料作成を提案する機能も追加されました。Microsoft 365ロードマップの説明によると、根拠はノートブックの内容とMicrosoft 365の知見です。Copilotはそれをもとに、関連する資料(Word・Excel・PowerPoint)の作成をユーザーに提案します。

提案を選ぶと、Copilotが具体的なWord・Excel・PowerPointの成果物を生成します。ノートに書きためたメモや会話の内容から、資料の下書きまでの距離を縮める機能といえます。この機能は2026年8月にロールアウトしています(2026年9月時点でも順次展開中)。

Microsoftは「WorkIQ」という仕組みも提供しています。組織のデータ・文脈・ツールにエージェントがアクセスして活用できるようにする仕組みです(Microsoft Learnの公式ページより)。Copilot Notebooksの資料提案機能が具体的にWorkIQを利用しているかは、今回参照できた公式情報からは確認できませんでした。

Androidでの音声・画像・メモの取り込み(マルチモーダルキャプチャ)

公式ブログでは、Android向けの「マルチモーダルキャプチャ」機能も紹介されています。会話や会議、アイデア出しなど、作業中のさまざまな場面を、音声・画像・メモをまとめてひとつの操作でCopilot Notebooksに取り込めます。取り込んだ内容から、Copilotが自動で構造化されたノートを作成します。

同様のマルチモーダルキャプチャは、OneNoteアプリのiOS・iPad版でも利用できると案内されています。Android向けの機能は、2026年9月にロールアウトすると公式ブログに書かれています。

利用にあたっての注意点

今回参照した公式ブログには、Copilot Notebooksの新機能が、Microsoft 365 Copilotのどのライセンス・プランで使えるかについて、具体的な記載がありません。利用できるかどうかは、Microsoft 365の管理者または公式サイトで確認することをおすすめします。

  • 提供時期は機能ごとに異なる: 資料提案機能は2026年8月ロールアウトです。OneNote連携は2026年8月に発表されましたが、実際の世界的ロールアウトは2026年9月下旬〜10月上旬です(メッセージセンター通知による)。Androidのマルチモーダルキャプチャは2026年9月ロールアウトです。手元の環境にまだ反映されていない場合は、しばらく待つ必要があります。
  • 料金・仕様は変更される可能性がある: 本記事の内容は、2026年8月時点で公式ブログに掲載されていた情報です。最新の提供状況は、公式サイトで確認してください。

資料作成にAIを取り入れる動きは、他のツールでも進んでいます。ノートやメモから資料を作る他の方法にも関心がある方は、ChatGPT for Wordの使い方まとめもあわせて参考にしてください。

よくある質問

Q. Copilot Notebooksは、Microsoft 365 Copilotのどのプランで使えますか。 A. 公式ブログには、対象プランの詳細が明記されていません。利用可否は、Microsoft 365の管理者または公式サイトで確認することをおすすめします。

Q. WorkIQとは何ですか。 A. Microsoft Learnの公式ページでは、組織のデータ・文脈・ツールに、エージェントがアクセスして活用できるようにする「職場の知能レイヤー」と説明されています。Copilot Notebooksの資料提案機能が具体的にWorkIQを利用しているかどうかは、公式情報からは確認できていません。

Q. マルチモーダルキャプチャは、いつから使えますか。 A. 公式ブログでは、Android版は2026年9月にロールアウトすると案内されています。OneNoteアプリのiOS・iPad版でも利用できます。

Q. Copilotアプリで作ったノートは、OneNoteでも見られますか。 A. 公式ブログでは、ノートブックはCopilotアプリとOneNoteの間で同期されると説明されています。ただし、Microsoftのメッセージセンター通知では、世界的な一般提供のロールアウトは2026年9月下旬開始・10月上旬完了予定とされており、環境によってはまだ反映されていない場合があります。

まとめ

  • Copilot Notebooksは、Copilotアプリの軽量な体験とOneNoteのワークスペース体験を同期させて使えるようになりました(2026年8月発表)。世界的ロールアウトは2026年9月下旬〜10月上旬の予定です。
  • Microsoft 365の知見とノートの内容をもとに、Copilotが具体的なWord・Excel・PowerPointの資料を提案する機能も追加されました(2026年8月ロールアウト)。
  • Androidでは、音声・画像・メモをまとめて取り込み、Copilotが自動でノートを整理する「マルチモーダルキャプチャ」が、2026年9月にロールアウトします。

Microsoft 365でCopilotを使っている方は、CopilotアプリまたはOneNoteでNotebooks機能を開き、新機能が反映されているか確認してみてください。対象プランなどの詳細は、公式サイトで最終確認することをおすすめします。

参考・出典