Google Vidsで画像からカスタムアバターを作成:手順・提供範囲まとめ
✔ 事実確認済み(2026-11-03):記事中の事実 16 件を出典の本文と照合しています。
Google Vids(動画を作るGoogle Workspaceのアプリ)で、手元の画像をアップロードして、カスタムアバターを作れるようになりました。Googleが2026年11月2日付で案内しています。この記事は、社内向けの説明動画や研修動画をVidsで作っている方、これから使うか検討している方に向けた内容です。何が変わったのか、作り方、対象のプラン、提供時期、管理者の設定の有無を、公式情報の範囲で整理します。
何が新しくなったのか
今回の更新で、Vidsのカスタムアバターを「画像のアップロード」から作れるようになりました。これまでも、ゼロからアバターを作る方法はありました。Googleの案内では、画像をアップロードする方法が、それに加わったと説明されています。
Googleは、この変更を「カスタマイズの選択肢が増え、より細かく創作をコントロールできる」ものだと説明しています。
画像は、次の3つの場所から選べます。
- パソコン(ローカル)
- Googleドライブ
- Googleフォト
アバターは、Vidsのプロジェクトに保存されます。同じ動画の中で、一貫した見た目で使い続けられます。
アップロードした画像の形式やサイズの上限などは、Googleの案内には書かれていません。実際に使う前に、ヘルプページで確認してください。
画像からカスタムアバターを作る手順
ヘルプページに書かれている手順を、順番に整理します。
- Google Vidsで「AI avatar」を開く
- 「Design a custom avatar」を選ぶ
- 「Upload image」を選び、「Upload」から画像を選ぶ
- 必要なら「Recreate」で別の案を出す、または「Refine selected」で変更したい点を文章で伝える
- 「Select voice」で声を選び、必要ならアバターに名前を付けて「Save」を押す
- 「Select」を押し、アバターに話させる台本を入力して「Insert」を押す
ヘルプページは、画像について「16:9の横長で、顔がはっきり見え、明るく、背景がシンプルなもの」が最も良い結果になると案内しています。
つまずきやすい点は、画像選びです。顔が小さい、暗い、背景が複雑といった画像は、推奨の条件から外れます。まずは推奨の条件に近い画像から試すと安心です。
ゼロから作る方法との違い
ヘルプページには、画像を使わずに、性別・年齢・人種的背景・服装を選んで作る方法も書かれています。画像を使うか使わないかで、アバターの出発点が変わります。
| 方法 | 出発点 |
|---|---|
| 画像をアップロード | 自分で用意した画像 |
| ゼロから作成 | 性別・年齢・人種的背景・服装の選択 |
どちらの方法で作っても、作ったカスタムアバターは、Vidsのプロジェクトに保存され、あとで再利用できます。
対象のプランと提供時期
Googleの案内では、次のエディションとプランが対象です。
| 区分 | 対象 |
|---|---|
| Business | Starter、Standard、Plus |
| Enterprise | Starter、Standard、Plus |
| Education | Education Plus |
| 個人 | Google AI ProまたはUltraの個人Googleアカウント |
| その他のエディション | Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus、非営利団体、Individual |
| 教育向けアドオン | Google AI Pro for Education、Teaching and Learning |
| その他のアドオン | AI Expanded Access |
提供時期は、管理者がリリースの設定をどうしているかで異なります。
| リリースの種類 | 提供時期 |
|---|---|
| Rapid Release(早期に機能を受け取る設定)のドメイン | 2026年10月30日から段階的に開始。表示まで最大15日 |
| Scheduled Release(予定されたタイミングで受け取る設定)のドメイン | 2026年11月20日から全体に開始。表示まで1〜3日 |
自分の組織でいつから使えるかは、組織のリリース設定によって変わります。まだ表示されない場合は、上の日程を目安に待ちましょう。
管理者の設定と注意点
Googleの案内には、この機能に管理者向けのコントロールはない、と書かれています。つまり、管理者が画面の設定で、この機能だけをオフにするといったことはできない、という意味です。
ヘルプページには、利用についての次の説明があります。
- AIアバターには、対象のGoogle WorkspaceまたはGoogle AIのプランが必要
- 生成できる回数は、プランごとに決まっている
- 多くの利用者では、月に最大25回まで生成できる
- 生成するアバター動画は、1本あたり最大60秒
- 回数は、毎月1日の午前0時(米国太平洋時間)にリセットされる
- プランによっては、AIアバターとAI動画クリップで、同じ回数の枠を共有する
回数や条件は、変わる可能性があります。この内容は2026年11月3日時点のものです。使う前に、Googleのヘルプページで最新の内容を確認してください。
自分や他の人の顔写真を使うときは、本人の同意や社内のルールを事前に確認しましょう。この点について、Googleの案内には具体的な記載はありません。
作ったアバターを別のファイルで使うには
ヘルプページによると、カスタムアバターは、作ったVidsのプロジェクトに保存されます。別のファイルで同じアバターを使いたいときは、プロジェクトのコピーを作ります。そうすると、アバターもコピーに引き継がれます。
よくある質問
Q. 画像をアップロードするには、何が必要ですか。 A. 対象のGoogle WorkspaceまたはGoogle AIのプランが必要です。上の表で、自分のプランが対象かを確認してください。
Q. どんな画像が向いていますか。 A. ヘルプページは、16:9の横長で、顔がはっきり見え、明るく、背景がシンプルな画像を勧めています。
Q. 管理者は、この機能を止められますか。 A. Googleの案内には、この機能に管理者向けのコントロールはないと書かれています。
Q. 他のAIアバターの機能との関係を知りたいです。 A. 当サイトの別の記事で、Googleのアバター機能「Live Avatar」を解説しています。あわせて、「Live Avatar」の解説記事もご覧ください。
まとめ
- Google Vidsで、画像をアップロードして、カスタムアバターを作れるようになった
- 画像は、パソコン・Googleドライブ・Googleフォトから選べ、作ったアバターはVidsのプロジェクトに保存される
- Rapid Releaseのドメインは2026年10月30日から段階的に、Scheduled Releaseのドメインは11月20日から提供が始まる。管理者向けのコントロールはない
まずは、自分のGoogle Workspaceのプランが対象かを確認してください。そのうえで、Vidsの「AI avatar」から、推奨の条件に合う画像で試してみましょう。条件や回数は、公式のヘルプページで最新の内容を確かめてください。