Gemini NotebookをGeminiアプリの連携アプリから操作、@での使い方と管理者設定
✔ 事実確認済み(2026-10-26):記事中の事実 16 件を出典の本文と照合しています。
Googleは、Gemini NotebookをGeminiアプリの「Connected App(連携アプリ)」としても使えるようにしたと案内しました。公式のWorkspace Updatesブログの日付は2026年10月23日です。Geminiのチャットから、ノートブックの作成や質問ができるようになります。この記事は、Geminiアプリでノートブックを使いたい方と、Google Workspaceの管理を担当している方に向けた内容です。できること、呼び出し方、既定の設定、管理者の確認点を整理します。
今回の変更の概要
公式ブログによると、Gemini NotebookがGeminiアプリの連携アプリとして使えるようになりました。自然な言葉で、チャットの中からノートブックを管理したり、ノートブックの内容に質問したりできます。
ノートブックを開く画面に移らなくても、Geminiのチャットから操作できる点が変更の中心です。Gemini Notebookを使っていない方には、まず関係のない話かもしれません。すでにノートブックに資料をためている方に向いた変更です。
できること
公式ブログは、できる作業の例として次の4つを挙げています。
| 作業 | 内容 |
|---|---|
| ノートブックの操作 | 作成、編集、削除 |
| ソース(資料)の操作 | 追加、更新、削除 |
| 一覧の確認 | ノートブックと、そのソースの一覧表示 |
| 質問 | ノートブックの内容を使った回答 |
公式ブログは、このほかに「メモを保存する」「既存のノートブックから情報を取り出す」といった使い方も紹介しています。ここに挙げた以外の細かい動作は、確認した公式ブログには書かれていません。
呼び出し方
使い方は2通りです。
- Geminiのチャットで「@Gemini Notebook」と入力して呼び出す
- ノートブックに関する作業を、普通の文章で頼む
公式ブログによると、プロンプト(Geminiへの指示文)がこのアプリを必要としていると判断した場合、Geminiが自動でアプリを使うこともあります。使わせたくないときは、後述の設定でオフにできます。
既定の設定と提供の範囲
利用者の設定
公式ブログによると、この機能は世界中で既定でオンです。ただし、欧州経済領域(EEA)では既定でオフです。利用者は、Geminiアプリの「設定」の「Connected Apps」で、オンとオフを変えられます。
管理者の設定
管理者向けには、次のように案内されています。
- 連携アプリは既定でオンです。
- 「Geminiへのアクセス」と「Gemini Notebookへのアクセス」の設定で制御します。
- 両方のサービスがオンになっているグループまたは組織部門(OU)の利用者が、使えます。
つまり、どちらか一方でもオフなら、その利用者は使えません。社内で使わせたくない場合は、どちらかの設定を見直します。
提供の時期と対象
公式ブログによると、Rapid ReleaseとScheduled Releaseの両方のドメインで、現在利用できます。対象は、すべてのGoogle Workspaceのお客様、Workspace Individualの契約者、個人のGoogleアカウントの利用者です(2026年10月時点)。
管理者が確認したいこと
Gemini Notebook自体のオンとオフは、管理コンソールの「Generative AI」の「Gemini Notebook」にある「サービスのステータス」で設定します。管理者ヘルプには、次の点が書かれています。
- 設定を変えるには、Gemini設定の管理者権限が必要です。
- 利用者ごとに分けて制御するには、先に利用者を組織部門またはアクセスグループに入れておきます。
- Gemini Notebookには、Google WorkspaceまたはWorkspace for Educationのアカウントでログインする必要があります。
- ソースとして使うDriveのファイルは、既存の共有設定に従います。元のファイルに少なくとも「閲覧」権限がある利用者だけが、ソースにできます。
- サービスをオンにできない場合は、地域による制限が関係している可能性があります。
既定でオンの機能は、知らないうちに使われ始めます。会社や学校で使う場合は、方針が決まっているかどうかを、先に確認しておくと安心です。
よくある質問
Q. EEAでは使えませんか。
A. 使えないわけではありません。EEAでは既定でオフになっています。利用者が、Geminiアプリの設定のConnected Appsで変更できると案内されています。
Q. 個人のGoogleアカウントでも使えますか。
A. 公式ブログは、個人のGoogleアカウントの利用者も対象としています。
Q. Driveのファイルをソースにするとき、共有設定はどうなりますか。
A. 管理者ヘルプによると、既存の共有設定に従います。元のファイルに少なくとも「閲覧」権限がある利用者だけが、ソースとして使えます。
Q. 設定を変えるのに、特別な権限は必要ですか。
A. Gemini Notebookのオンとオフを管理コンソールで変えるには、Gemini設定の管理者権限が必要だと、管理者ヘルプに書かれています。
Q. 料金はかかりますか。
A. 確認した公式ブログと管理者ヘルプには、この機能の料金についての記載は見当たりませんでした。
Q. 他の連携アプリと同じ設定で変えられますか。
A. 公式ブログには、利用者がConnected Appsの設定で変えられると書かれています。ほかのアプリとの関係についての詳しい説明は、確認した範囲にはありません。
まとめ
- Gemini Notebookが、Geminiアプリの連携アプリとして使えるようになりました(公式ブログの日付は2026年10月23日)。
- 「@Gemini Notebook」で呼び出すか、普通の文章で頼みます。ノートブックやソースの作成・編集・削除、一覧、質問ができます。
- 既定は世界中でオンですが、EEAでは既定でオフです。
- 管理者は、GeminiとGemini Notebookの両方のアクセス設定を確認します。
次の一歩として、Geminiアプリの設定でConnected Appsを開き、Gemini Notebookの状態を確認してみてください。管理者の方は、管理コンソールで両方のサービスの設定を見直しておくと安心です。関連して、連携アプリの追加についてはGeminiにAdobe・Airtable・Linearなどのアプリを接続できるようにも参考になります。