Google Chatに会議の要約「meeting recaps」、対象エディションと使える条件
✔ 事実確認済み(2026-10-26):記事中の事実 20 件を出典の本文と照合しています。
Google Workspace Updatesの公式ブログは、Google Meetの会議のあとに、要約がGoogle Chatへ自動で投稿される「meeting recaps」を案内しました。会議後のフォローを、チャットの中で進めやすくする機能です。この記事は、Google Workspaceで会議を開くことが多い方や、導入を判断する管理者の方に向けています。何が投稿されるのか、使える条件、提供時期、管理者の設定を、公式情報から整理します。
meeting recapsの概要
meeting recaps(会議の要約)は、Google Meetの通話が終わったあとに、Google Chatへ要約が投稿される機能です。公式ブログの投稿日は2026年10月19日です。
投稿先は、その会議に関連するチャットの会話(Chatのスペース)です。ヘルプでは、会議の終了後、メッセージ履歴の末尾にカードとして自動で投稿されると説明されています。
公式ブログは、ユーザー向けの設定は無いと案内しています。要約は、会議のあとに自動で表示されます。
公式ブログによると、通知は目立たない形です。会話が太字になったり、未読バッジが付いたりしない形で届きます。
何が投稿されるのか
公式ブログとヘルプでは、内容の書き方が少し違います。ここでは、それぞれの説明を分けて示します。
| 出典 | 説明されている内容 |
|---|---|
| 公式ブログ | 会議の要約、主な決定事項、担当者つきのアクション項目、Geminiの議事メモ文書・録画・文字起こしへのワンクリックのリンク |
| ヘルプ | 重要点をまとめた会議の要約、会議後の次のステップの提案、共有された文書やファイルへのリンク |
2つの説明がどう対応するかは、公式には整理されていません。実際にどの項目が出るかは、公式ヘルプで最新の説明を確認してください。
要約が作られる条件
要約が作られる条件は、公式ブログとヘルプで共通しています。
- 会議中に、だれかが「Take notes for me」(Geminiが会議のメモを取る機能)を開始している。
- その会議に、関連するチャットの会話がある。
次の場合は、グループチャットに要約のカードは投稿されません。
- Meetの「Send notes to」(メモの送り先)の設定が「Hosts and co-hosts only」(ホストと共同ホストのみ)になっている。
ヘルプには、利用する側の条件として「Google Workspace smart features」(Workspaceのスマート機能)をオンにすることも書かれています。
対象エディションと提供時期
公式ブログが示す対象エディションは、次のとおりです。
- Business Standard / Business Plus
- Enterprise Standard / Enterprise Plus
- Frontline Plus
提供は段階的です。表示されるまでに最大15日かかる可能性があると案内されています。
| リリースの種類 | 展開の開始日 |
|---|---|
| Rapid Release(早く受け取る設定)のドメイン | 2026年10月16日 |
| Scheduled Release(予定された日に受け取る設定)のドメイン | 2026年10月27日 |
提供状況は、組織の設定や展開の進み具合で変わります。上の情報は2026年10月27日時点の公式ブログに基づきます。
管理者の設定
公式ブログによると、管理者まわりの扱いは次のとおりです。
- Gemini for Google Workspaceが有効な組織では、この機能は標準でオンです。
- 既存の「Take notes for me」の設定と、Geminiの管理ポリシーが適用されます。
- 管理者は、組織でGemini for Google Workspaceをオンまたはオフにできます。手順は公式ブログが案内するヘルプにあります。
この機能専用のオンとオフの切り替えがあるかどうかは、公式ブログでは触れられていません。
要約の削除と注意点
要約を削除する手順は、ヘルプによると次のとおりです。
- 会議のチャットの会話を開く。
- 右上の「More」(その他)をクリックする。
- 「Delete」(削除)をクリックする。
会話にいるだれでも、要約を削除できます。削除すると、チャット上の要約は完全に消えます。一方で、Geminiの議事メモの文書は、Google Driveに残ります。
注意書きとして、ヘルプには、Geminiの出力について次の注意書きがあります。
- Geminiは、不正確な内容や不適切な内容を出すことがある。
- Geminiの提案は、Googleの見解を表すものではない。
- 医療・法律・金融などの専門的な助言として頼らない。
要約の品質を評価する「Good summary」「Bad summary」のボタンも用意されています。フィードバックには、個人情報や機密情報を入れないよう案内されています。
よくある質問
Q. 自分で設定をオンにする必要はありますか。 A. 公式ブログは、ユーザー向けの設定は無いと案内しています。Gemini for Google Workspaceが有効な組織では、標準でオンです。
Q. 要約は会議の参加者以外にも見えますか。 A. ヘルプには、会議のグループチャットに投稿されると書かれています。チャットのメンバー以外に見えるかどうかは、ヘルプでは説明されていません。
Q. 対応言語はどこで分かりますか。 A. ヘルプは言語の一覧を載せていません。関連する記事として「Google Workspace with Gemini の対応言語」を挙げています。
Q. 会議後の作業を自動化する機能とは別ですか。 A. 会議後の画面の「次のステップ」は、別の機能です。詳しくはGoogle Meetの「次のステップ」の記事で整理しています。
まとめ
- meeting recapsは、Meetの会議後に、要約がGoogle Chatへ自動で投稿される機能です。
- 要約には、「Take notes for me」の開始と、会議に関連するチャットの会話が必要です。
- 対象は、Business Standard・Plus、Enterprise Standard・Plus、Frontline Plusです。展開は2026年10月16日(Rapid Release)と10月27日(Scheduled Release)に始まります。
まずは、管理者の方は組織のGemini for Google Workspaceの設定と、Meetの「Send notes to」の設定を確認してください。最新の対象や提供状況は、公式ブログとヘルプで最終確認をお願いします。