Google Meetの会議後「次のステップ」とは?フォローアップメール下書きとTasks登録
✔ 事実確認済み(2026-10-13):記事中の事実 18 件を出典の本文と照合しています。
Googleは2026年10月12日、Google Meetの会議後の画面に「次のステップ」という機能を加えると案内しました。会議が終わったあとの定型作業を、Geminiの力で自動化できます。Google Workspaceで会議を開く機会が多い方や、導入を判断する管理者の方に向けた記事です。何ができるのか、使える条件は何か、管理者はどこで制御できるのかを、公式情報から整理します。
「次のステップ」の概要
公式ブログによると、この機能は「Gemini」と「Workspace Studio」で動きます。会議後の繰り返し作業を、Google Workspaceの中で自動化できます。
公式ヘルプでは、会議が終わったあとに、Meetが自動の後続作業を提案すると説明されています。提案は、会議後の画面の「Routines for this meeting」という欄に出ます。表示される内容は、会議の内容や設定によって変わります。
公式ブログによると、提供開始時に使える「次のステップ」は2つです。今後、さらに増やす予定とも案内されています。
| 次のステップ | できること |
|---|---|
| フォローアップメールの下書き | Gmailに、会議後のフォローアップメールの下書きを作る |
| アクション項目の登録 | 会議で出た「やること」を、Google Tasksに書き出す |
Workspace Studioの仕組みについては、Workspace Studioに4つの新機能、入れ子の条件分岐とDocs検索などの記事でも整理しています。
使い方の流れ
公式ブログとヘルプによると、使い方は次のとおりです。
- 会議中に「Take notes for me」(自動でメモを取る機能)をオンにします。
- 会議が終わったら、会議後の画面で「Routines for this meeting」の欄を探します。
- 使いたい「次のステップ」を、ワンタップでオンにします。
初めてオンにしたときは、Workspace Studioから確認のメールが届きます。メールの下書きのように、完了したときにGoogle Chatで通知が届くものもあります。
定例会議や、すべての会議への設定
公式ブログによると、この機能は単発の会議にも、繰り返しの会議にも使えます。特定の「次のステップ」を、自分のすべての会議でオンにすることもできます。ヘルプでは、繰り返しの会議の場合、オンにした設定は、そのシリーズの今後の会議すべてに適用されると説明されています。
「次のステップ」の内容は、編集できません。オンにするか、オフにするかのどちらかです(公式ヘルプ)。
使うための条件
公式ヘルプには、次の条件が書かれています。
- 仕事用または学校用のGoogleアカウントであること。管理者が機能のオンとオフを決められます
- Google Workspaceの「スマート機能」がオンであること
- 会議中に「Take notes for me」と「Ask Gemini」がオンであること
- 会議がGoogleカレンダーの予定に紐づいていること
- パソコンを使うこと
さらに、メールの下書きには、追加の条件があります。
- 自分が会議の主催者(ホスト)であること
- 繰り返しの会議ではないこと
- 組織の外の参加者が、少なくとも1人いること
つまり、社内だけの会議や定例会議では、メールの下書きは提案されない可能性があります。ご自身の会議で使えるかどうかは、この条件と照らして確認してください。
使えるエディションと展開
公式ブログによると、対象のエディションは次のとおりです(2026年10月時点)。
| 区分 | 対象 |
|---|---|
| Business | Business Standard、Business Plus |
| Enterprise | Enterprise Standard、Enterprise Plus |
| 教育機関向けのアドオン | Google AI Pro for Education |
展開は、迅速リリース(Rapid Release)とスケジュールリリース(Scheduled Release)のドメインで、2026年10月5日から始まっています。公式ブログによると、機能が見えるまでに15日より長くかかる場合がある、長めの展開です。
展開の途中は、同じ組織でも画面に出る時期が人によって変わる可能性があります。出ていないときは、少し待ってから確認してください。
管理者の設定と、オフにする方法
管理者の設定
公式ブログによると、この機能は最初からオンです。管理者は、ドメイン・組織部門(OU)・グループのいずれの単位でも、オフにできます。設定は、Workspace Studioの管理者設定、または「Take notes for me」の設定で行います。
利用者がオフにする方法
公式ヘルプでは、オフにする方法が2つ案内されています。
- Meetで止める方法: 「次のステップ」がオンの会議に参加します。会議のあと、「Routines for this meeting」で、キャンセルするか、オフにします。
- Workspace Studioで止める方法: Workspace Studioを開き、「Flows」から、「system」と表示されたフローを選びます。「Manage flow」から、「Turn off」を選びます。
オフにすると、繰り返しの会議の今後の分や、すべての会議向けに設定していた分も止まります。
動いた記録の確認
ヘルプによると、Workspace Studioの「Flows」で「system」のフローを開き、「Manage flow」から「Activity」を選ぶと、履歴が見られます。完了したか、問題が起きていないかを確かめるときに使えます。
よくある質問
Q. 無料のGoogleアカウントでも使えますか。 A. 公式ヘルプでは、仕事用または学校用のGoogleアカウントが条件です。公式ブログが示す対象エディションも、BusinessとEnterpriseなどです。個人の無料アカウントが対象かどうかは、公式の情報では確認できていません。
Q. 「次のステップ」の内容を、自分好みに変えられますか。 A. できません。公式ヘルプによると、編集はできず、オンかオフかの選択になります。
Q. スマートフォンでも使えますか。 A. 公式ヘルプでは「パソコンを使うこと」が条件として書かれています。スマートフォンについての案内は、確認できていません。
Q. 他の「次のステップ」は増えますか。 A. 公式ブログによると、提供開始時は2つで、今後さらに追加する予定です。具体的な内容や時期は、示されていません。
まとめ
- Google Meetの会議後の画面に、フォローアップメールの下書きと、Google Tasksへのアクション項目の登録を行う「次のステップ」が加わりました。
- 使うには、「Take notes for me」と「Ask Gemini」を会議中にオンにしておく必要があります。メールの下書きは、主催者で、組織外の参加者がいる、繰り返しではない会議が条件です。
- 機能は最初からオンです。管理者は、ドメイン・組織部門・グループの単位でオフにできます。利用者は、Meetの画面かWorkspace Studioから止められます。
Google Workspaceを使っている方は、次の会議で「Take notes for me」をオンにしてみてください。会議後の画面に「Routines for this meeting」が出るか確認できます。管理者の方は、組織で使ってよいかを決めましょう。そのうえで、Workspace Studioの管理者設定を見直しておくと安心です。