ツール比較・レビューGemini 公開 2026年10月26日

Googleドキュメントのスマホ版「Docs Live」とは?音声で文書を作る機能の対象と使い方

関連: Google Workspace ・ Googleドキュメント ・ 音声入力 ・ Docs Live

✔ 事実確認済み(2026-10-25):記事中の事実 18 件を出典の本文と照合しています。

Googleは2026年10月21日、Googleドキュメントのスマホアプリで、声を使って文書を作れる「Docs Live」の展開を発表しました。対象は、条件を満たすWorkspaceのユーザーです。この記事は、スマホで文書の下書きを作りたい方や、Workspaceの管理を担当している方に向けた内容です。どんな機能か、対象のプラン、使い方、使う前の注意点を、2026年10月時点の公式情報から整理します。

Docs Liveの概要

結論から言うと、Docs Liveは、話しかけながら文書の骨組みを作っていく機能です。Googleの公式ブログでは、手を使わずに文書を組み立てる「共同の書き手」のような存在だと説明されています。

公式ブログによると、Gmail、Chat、Driveなどにある内容を手がかりにして、文書づくりを手伝います。例として挙げられているのは、プロジェクトの進捗報告、提案書、企画書、イベントの計画、発表用の話す内容のメモです。

対象のアプリは、AndroidとiPhone(iOS)のGoogleドキュメントです。パソコンのブラウザ版については、今回の出典には書かれていません。

公式ヘルプのページには「Docs Live」という名前は出てきません。同じ内容の機能が「声で文書を作る」機能として説明されています。この記事では、公式ブログの呼び名であるDocs Liveを使っています。

対象のプランと展開の状況

公式ブログに書かれている対象は、次のとおりです。

区分 対象
Business Business Standard、Business Plus
Enterprise Enterprise Standard、Enterprise Plus
個人向け Google AI Pro、Google AI Ultra
教育向けの追加プラン Google AI Pro for Education
その他の追加プラン AI Expanded Access

展開については、公式ブログで「対象のWorkspaceユーザーに順次提供」と説明されています。Rapid Release(早めに新機能を受け取る設定)とScheduled Release(決まった時期にまとめて受け取る設定)のドメインは、どちらも「利用可能」と書かれています。

公式ブログの日付は2026年10月21日です。提供状況は変わることがあります。お使いのアカウントで使えるかどうかは、公式ヘルプで確認してください。

使い方の手順

公式ヘルプには、Androidでの手順が次のように書かれています。iPhoneの画面での手順は、今回確認した範囲では個別に書かれていませんでした。

  1. Googleドキュメントのアプリを開きます。
  2. 右下の「挿入」をタップし、「音声で作成」(Create with voice)をタップします。
  3. 作りたい文書を、声で説明します。ヘルプの例は、同僚とのチャットをもとにした、第3四半期のSNS施策の下書きです。
  4. 必要なら、Google Drive、Gmail、Google Chat、ウェブから、参考にするファイルや情報を加えます。
  5. Geminiが、最初の計画を作ります。「この章を消して」「この章を足して」と頼んで、計画を直せます。
  6. 計画が固まったら、「次へ」をタップするか、「Show me the draft」と話します。
  7. 必要なら、下書きを声でさらに直します。例として、見出しを太字にする指示が挙げられています。
  8. 「完了」をタップすると、文書が作られます。

参考にする情報の場所を選ぶ

画面下の、情報源の設定の矢印をタップすると、「Driveから追加」などを選べます。Geminiが関連する内容を自分から探しにいく場所も、選べます。

つまずきやすい点

  • 声の指示は、目的をはっきり、具体的に伝えるのがよいと公式ブログに書かれています。たとえば「通話のメモをもとにした、プロジェクトの提案書」のような言い方です。

できること

公式ヘルプでは、次のことができると説明されています。

  • 声で、文書のアイデア出し、下書き、手直しをする
  • Drive、Gmail、Chat、ウェブから情報を集めて文書に生かす
  • 内容を組み替える、章を足す・消す、書式を付ける

このほか、生成された内容には、良い・悪いを伝えるボタンがあります。ヘルプの「Help Docs improve」からは、機能全般の感想も送れます。

使う前の注意点

最も大きな条件は、言語です。公式ヘルプには、この機能が「現在、モバイル(AndroidとiOS)で、英語のみ」で使えると書かれています。日本語の対応状況は、今回の出典では確認できていません。日本語で使えると思って契約や導入を決めることは、避けてください。

また、ヘルプには、対象のWorkspaceまたはGoogle AIのプランが必要だとも書かれています。さらに、Google Workspace Experimentsの先行利用者向けのプログラム(trusted tester)でも提供されています。

管理者向けの情報

公式ブログによると、Gemini in Docs(ドキュメント内のGemini)が有効なユーザーには、この機能が標準でオンになります。管理者は、Workspaceの管理ヘルプにある方法で、Geminiの機能へのアクセスを管理できます。具体的な設定画面は、公式の管理者向けヘルプで確認してください。

同じ時期のほかの音声機能

Gmailの音声機能については、Gmail Liveの記事で整理しています。また、同じGoogleドキュメントでの最近の変更は、マークダウン(.md)を直接編集できる機能の記事をご覧ください。

よくある質問

Q. 日本語でも使えますか。 A. 公式ヘルプには、英語のみと書かれています。今回の出典では、日本語での提供は確認できていません。

Q. パソコンのGoogleドキュメントでも使えますか。 A. 公式ブログとヘルプで説明されているのは、AndroidとiOSのモバイルアプリです。パソコン版については、今回の出典に記載がありません。

Q. 追加の料金はかかりますか。 A. 公式ブログには、対象のプランが挙げられています。個別の追加料金については、今回の出典には書かれていません。料金や契約条件は、公式のプランのページで確認してください。

Q. 管理者が止めることはできますか。 A. 公式ブログでは、Geminiの機能へのアクセスを、管理者が管理できると説明されています。細かい設定は、管理者向けの公式ヘルプを確認してください。

まとめ

  • Docs Liveは、Googleドキュメントのスマホアプリで、声で文書の下書きを作る機能です。
  • 2026年10月21日の発表で、Business・Enterpriseの一部プランやGoogle AI Pro・Ultraなどが対象に挙げられています。
  • 公式ヘルプでは、現在はモバイルで英語のみと説明されています。
  • 管理者は、Geminiの機能へのアクセスを管理できます。

ご自身のアカウントで使えるかどうかは、Googleドキュメントのアプリで「挿入」メニューを開き、公式ヘルプとあわせて確認してください。この記事の内容は2026年10月時点のものです。最新の状況は、公式サイトでご確認ください。

参考・出典